国家破綻の恐ろしさ パートU
国家が破綻(財政破綻)すると何が起きるのか?
預金封鎖の恐ろしさ!
国家が破綻(財政破綻)した国に共通して必ず起きた
出来事は、預金封鎖である。
ピンとこない方も多いかもしれませんが
98年、ロシアは国家破綻によって国内の銀行すべての
預金と貸金庫が封鎖され、ロシア国民の資産・財産のすべてが
没収されています。
以前にも書きましたが、
2001年には、アルゼンチンでも国家破綻による預金封鎖が断行され
怒り収まらぬ国民が暴徒と化し略奪や暴動に発展しています。
そして!な、なんと・・・・
じつは、我が国でも過去に同じことがあったのです!
昭和21年、終戦直後の日本に「徳政令」という名で!!
新円切り替えという信じられない政策が断行され
銀行預金・郵便貯金をすべて封鎖した事実があったのです!
その驚くべき実態は、
1ヵ月に一家庭が引き出せる預貯金が300円と制限され
その上に、旧札の流通は禁止という内容でした。
そのことに追い討ちをかけるように
預金封鎖の施行後、物価は毎年異常な高騰を続け
ついに昭和26年には、当時の数十倍の物価上昇と
国民に割り当てられた国債(戦時国債)の紙くず化という
二重苦に悩まされ続けたのです。
しかし、政府にとっては
このハイパーインフレ政策(当時はこんな言葉は無かった)は
大成功を収めたのである。
つまり、この政策によって国が抱えていた莫大な借金は
一気にチャラになったのです!
皆さんの記憶にもまだ新しいと思いますが
2004年4月に施行された新札発行!!
政府が、意味なくこのようなことをやるとは思えないのですが・・・?
なにか不気味な予感がしませんか?
今の日本の債務超過額(借金)は、
終戦当時をはるかに凌ぐ額に膨れ上がっていることも付け加えておきます!
まぁ、いずれにしても60年前に日本の政府(お偉いさん)が
国民に対してこのような乱暴な政策を断行したのは事実ですよ!
なによりも国民にとって脅威なのが、
この時も、預金封鎖をなんの前ぶれもなく
ある日、突然断行されたということです。
(する側からみれば当たり前のことで、事前に告知をすれば
封鎖するお金が逃げてしまいますからね!)
いずれにしても、再びこの国で預金封鎖なるものが
行われることになれば、間違いなく大パニックになるのは
間違いありません!
常識的に考えて、支払い能力がなくなった債務者から
債権を回収するのはまず不可能なことであるということは
いうまでもなくお分かりだと思いますが
もし国自体が破綻すれば、債権者である我々が取り立てる
相手がどこにもいないということを覚えておきましょうね!
事態が発生してから、預金封鎖された銀行や郵便局に詰め寄っても
とき既に遅し!ということも忘れないでおきましょう!
つづく